もはや国民食といってもよいくらい人気のある食べ物がラーメンです。
私たちがどれくらいラーメンを食べているのか?について
ある調査結果があります(参考)。
それによると、日本人1人が1年間に平均5.1杯のラーメンを食べています。
もちろん地域差があり、
1位の山形県が10.5杯に対して
最下位の和歌山県は1.5杯と9倍程度の差があります。
一方、厚生労働省「国民健康・栄養調査結果」によると、
成人男性の30.7%、女性の21.9%が肥満であることが報告されています。
おいしいラーメンを健康でいつまで楽しむため、
太り過ぎならないため、ラーメンのカロリーを調べてみました。
ラーメンのカロリー一杯だとどれくらい?
まず初めにうかぶ疑問は「ラーメン一杯は何カロリー?」というものでしょう。
本当に残念なことに、「○○カロリー」と答えることができません。
ご存じのとおり、ラーメンには多くの種類がありますし、
トッピングの種類も豊富にあるからです。
ですが、有名どころのラーメン店では、ホームページでカロリーを紹介しています。
例えば、幸楽苑でカロリーを公開しています(参考)。
これによると、ラーメン一杯のカロリーは800~1000kcalくらいです。
天下一品でもカロリーなどの情報を公開しています(参考)。
カップラーメンの情報もあります。
日清食品のカップヌードルなら、こちらに353kcalの表示があります。
そして、一般成人の1日の摂取カロリーの目安が「1500~1800kcal」です。
有名店のラーメンは十分すぎるカロリーがあり、
カップヌードルはそれ程多くないと言えるでしょう。
もやしラーメンおいしいけどカロリーは変わらない?
もやしのカロリーは、100gで14kcal、
スーパーで販売している1袋(約240g)で34kcalです(カロリーSlismより)。
このデータをみると、
もやしのトッピングはカロリー面ではあまり問題ありません。
そして、タンパク質、ビタミンB群、C、
カルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維を含んでいます。
ラーメン全体のカロリーから見ると、
山盛りのもやし100gを載せても2~3%程度しか増加しません。
満腹感が得られて低カロリーで栄養豊富。
そんな「もやし」はトッピングとして優秀な食材と言えます。
ラーメンのスープ飲まない場合でもカロリーはとりすぎ?
ラーメンとダイエットの関係を語る時、
おおくの場所で「スープを残す」ことが語られています。
お店で食べるラーメンを例に見てみると、
1杯のラーメンでスープはおよそ340kcalになります。
大体1/3がスープなのですが、残りは600kcalあります。
1食分の摂取量とすると、そこそこの量であることがわかります。
摂り過ぎとは言えませんが、ダイエットするのなら、
麺を少なめにするなどの対策をとった方がよさそうです。
参考までに、1杯のラーメンに使用されている麺は
茹で上がりの状態で180g前後(参考:麺開業.com)。
ざっと300kcalです。
まとめ
ラーメンを食べるときは、
カロリーの他にも塩分に気を付けたいところです。
また、野菜をとるために野菜炒めを追加することもあるかと思いますが、
炒めるときに油・調味料を使うのでカロリーと塩分が高めです。
野菜を追加したいのなら茹で上げたもやしがカロリー面でおすすめです。
そして、カロリーを気にする人に
「ラーメンのスープは残しましょう」の言葉を送ります。
もったいない感じもしますが、健康のために「残す」ことにしましょう。
できれば麺も少なめが健康にやさしい食べ方ですね。
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