”日本人はコーヒー好き”との声をよく聞きます。
スターバックスやドトールのようなコーヒースタンドは
あちこちで見ることができますし、
コンビニのカウンターや、はてはカップの自動販売機まで
多くの場所でコーヒーを飲むことができます。
では、実際にどれくらいコーヒー好きなのでしょう?
味の素AGF株式会社のコラムによると、
日本人1人あたりのコーヒー豆の消費量は世界第5位です
(ちなみに1位ノルウェーの人は日本人の約3倍のコーヒーを飲んでいます)。
また、全日本コーヒー協会の資料(pdf1、pdf2)によると、
1人1週間に平均11杯のコーヒーを飲んでいることになります。
そしてコーヒーの種類もインスタントからレギュラーへ
”本物嗜好”に向かっていることが伺えます。
そんな消費者の好みに応えるかのように、
コンビニ各社は、本格的で美味しいコーヒーの開発・販売を進めてきたのです。
コンビニコーヒーとは?
ところで「コンビニコーヒー」とはどのようなコーヒーと思いますか?
これは、カウンターで代金を支払ってカップを受け取り、
そのカップにセルフでコーヒーを注ぐ形式のものです。
年配の方は覚えているかもしれまれませんが、
80年代の頃セブンイレブンではカウンターのコーヒーポットから、
お客さんのカップにコーヒーを注ぐスタイルで販売していました。
これは成功とはいえず、その後2010年代に入り
”淹れたて”の本格的なコーヒーを提供する
現在の「セブンカフェ」スタイルとなりました。
順番は前後しますが競合のローソンやファミリーマートも販売を開始し、
少し古いデータですが2013年度には、
大手5社で年間7億杯の販売するまで成長しました
(2014年4月29日 / 日本経済新聞 朝刊より)。
コンビニコーヒー各社の容量は?
コンビニコーヒーの値段は、レギュラーサイズでだいたい100円台です。
では、容量的にも同じなのでしょうか?
これについてMotor Fan編集部 北 秀昭さんが調査していました。
この結果によると次のようになります。
セブンイレブンのホットコーヒー「セブンカフェ」
ホットコーヒー R:100円、170ml
ホットコーヒー L:150円、250ml
ローソンのホットコーヒー
コーヒー S:100円、160ml
コーヒー M:150円、250ml
コーヒー L:180円、300ml
ファミリーマートのホットコーヒー
ブレンドS:100円、165ml
ブレンドM:150円、245ml
各社とも似たり寄ったりの結果となっていました。
コンビニコーヒーをタンブラーで飲む?
コンビニコーヒーは、紙製カップとプラスチックの蓋で提供されます。
残念ながら保温性は今一つです。
職場など店外で飲むことの多い人にはマイナスポイントですね。
そこで考えられるのが、タンブラーの持ち込みです。
保温性に優れたタンブラーなら、長時間適温を保つことができます。
タンブラーが持ち込めるのは、ローソン。
持ち込むと10円引きの特典もあります。
ファミリーマートも持ち込むことができます。
一方、タンブラー持ち込みお断りなのはミニストップ。
セブンイレブンは、店によって対応が違うようなので、
タンブラーを使う前に店員さんに確認する必要があります。
まとめ
今では日常に溶け込んだ感のあるコンビニコーヒーです。
各コンビニ会社が注力するところであり、
東洋経済オンラインでも紹介されているように、
今でも改良が加えられています(参考)。
コンビニ各社で開発に携わっている人達の頑張りに感謝しながら、
あなたの好みにあった美味しいコーヒーを楽しみましょう。
コメント